QLTS

QLTS OSCE Q&A

QLTSの受験を検討されている方から,主にOSCE(二次試験)について,ご質問をいただきましたので,ご了解を得た上で,そのQ&Aを共有させていただきます!

(1−1)インプットについて、OSCEsmartのインプット用動画+まとめ教材は、どのように/どの程度役立ちましたでしょうか(例:「短時間で網羅的に学習可能」「試験との関係での学習ポイントが掴める」)。

A. ゼロから始めた時点でOSCEsmartの講義を受けたので,短時間で,概要を掴むにはかなり有益でした。

ただし,当然ですがその反面,網羅性の点では,やや欠けていたかと思います。

(1−2)同じくインプットについて、Preptackle(Heba先生)の授業+まとめ教材は、どのように/どの程度役立ちましたでしょうか。(なお、Preptackleの授業については録画の提供等はなく、ライブ授業に参加する必要があるとの理解ですが、もし違っていたら教えていただければと思います。)

A. はい,私が受講した当時は録画はなかったです。ただ,購入者には漏れなくHeba先生のサマリーノートが配布されていました。これがかなり,かなーり,役立ちました。これだけでコア知識の80%以上が網羅されていたと思います。

もちろん,ライブ授業に出ると,クイズ形式で学べますし,いい機会になると思います。

(1−3)①OSCEsmartのインプット用動画+まとめ教材のみ受講、②Preptackleの授業+まとめ教材のみ受講、③両方受講(①+②)のいずれがおすすめでしょうか。

A. この辺りは,It dependsの世界なので何とも言えませんが,時間とお金に少し余裕があるのでしたら,③を実行しつつ,自分用にカスタマイズすべきかと思います。

続いて,個人的には,➁→➀の順ですかね。

(2−1)テキストのうちOSCEsmartのサイトの分類でいうところの”SUMMARY…”について、LPC Handbookにされた理由はどのようなものでしょうか(ほかにYourLPC等はご検討されましたでしょうか。ご検討された場合、何が決め手だったでしょうか。)。

A. OSCEsmartのOlga先生に聞いたところ,各サマリー書籍は一長一短があるので,自分の好みに合わせろ,との回答でした。

(例えば,https://lawanswered.com/lpc 等)

LPC Handbookは,一般的には,Business Lawが優れていると言われています。あと,個人的には,カラー刷りな点もよかったです。

それ以外にも,二回目の受験時にはYour LPC( https://www.yourgdl.co.uk/YourLPC/index.php )も購入しました。よくまとまっていましたし,Heba先生もおススメしていましたが,私はほぼ使わなかったです。

改訂時期,割引(あれば),口コミ,好み等を踏まえて,選ばれるのがいいと思います。ここは非常に大事なところなので,全部買って,比べてもいいと思います。大事なことは,最終的には一つに絞ってそれを繰り返す,ということですかね(科目ごとに分けてもいいと思います。私はLPC Handbookを科目ごとに裁断して,各科目ごとのファイルに入れていました。)。

(2−2)テキストのうち”MAIN…”について、学習の過程でCLPを参照されることは頻繁にありましたでしょうか(正直、CLP/OUPは買わなくてもよいのではと思っています。)。

A. かなりチャレンジングな選択ですが,アリでしょうね。。。ただ,困ったときに参照するツールとしては,どちらかがあると助かることは間違いないです。個人的には,伊藤塾時代のように困ったら気軽に質問できる状況ではないので,武器は多く持っていた方がいい,という意見です

(3)アウトプットについて、OSCEsmartのモック(Package “Budget”だと以下のものが付いているとの認識です。)は受けられましたでしょうか。受けられた場合、フィードバック等のクオリティは(Barbriのモックと比べて)いかがでしたでしょうか。

➢2 Mock Interviews + 1 Handwritten Attendance Note/Case Analysis
➢1 Mock Advocacy/Presentation station
➢1 Legal Writing Mock Station

A. OSCEsmartのbudget packの模試は,各1回だけという非常に簡単なものです。1回目の受験直前に受けて,全くわからず,その後の講評でボロボロになりながらも,優しく,子どもに諭すように,最低限のテクニックを教えてもらったことが記憶に新しいです。

ただ,金銭的な余裕があるのでしたら,ここのモックはかなり丁寧でテーラーメードな内容なので,もっと回数を増やして活用するのがおススメです。

2回目の受験の際に使ったBarbriのウリは,チューターがついて,毎週の模試なり個別相談なりを2か月ほどしてくれる点です。模試数も豊富で(5科目で全6技能=30+αくらいは,自主練も含めて用意されていました。伊藤塾の問研に比べると,それでも少ないですが・・・),なかなか使える内容です。

自主ゼミを組む方もおられるようですが,私は結局しませんでした。既存の友だちがいなかったのと,短期間で予定を合わせて調整する時間がもったいないと思ったからです。ただし,今のご時勢だと,テレビ会議でサクッとみたいな形でできると思うので,気が合う人が見つかれば,自主ゼミでの模試もありかと思います。

下記の合格体験記なんかも参考にしてください。

https://www.linkedin.com/pulse/qlts-examinations-plan-those-quite-enough-time-aloysius-chang/?trackingId=BWPWBdsq7cW4asL7uVkrDQ%3D%3D

https://www.linkedin.com/pulse/survive-criminal-litigation-qlts-osce-examination-heba-hamdy

https://www.linkedin.com/pulse/how-did-i-study-property-law-qlts-osce-examination-heba-hamdy

眠れない夜は,よくスマホで英語の合格体験記を検索しまくって,読み漁ってました!